縛られたり支配されたり虐待的なことを言われたりされたりするのを、愛だと思っている

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20160321

公園で咲いていた、ミモザです。

 

縛る母親に苦しんでいる人たちがいます。

子供のころから母親にののしられ続け、おまえのせいでこんなことになると言われ続けています。

支配され続けているのですが、そこから逃れられません。

 

 

家を出ることは可能なのですが、自分で出ません。

何かあると母親に相談してしまい、言われた通りにしてしまいます。

プレゼントをしたり、お金を入れたりしてしまいます。

人生上の大事なことを母親に相談して、傷つけられてしまいます。

 

 

子供のこと?何歳?と思われるかもしれませんが、20~60歳の大人です。

母親から縛られたり支配されたり虐待的なことを言われたりされたりするのを、愛だと思っています。

不思議に思われるかもしれませんが、この人たちは生まれた時からずっとこの環境にいるので、これが普通でないことがわからないんです。

 

 

執着されるのが愛だと思っています。

執着されるのが愛だと思っているのは、虐待されていなくても大体の人がそうですから、この人たちにだって執着は愛ではないとはわからないんです。

 

 

世の中でよく言いますよね。

お母さんを大事にしましょう。

人を思いやりましょう。

大好きなお母さん。

親孝行しましょう。

親に心配をかけないようにしましょう。

母の愛は海より深い。

 

 

だから、自分の母親もそうだと思っています。

お母さんを大切にしなきゃ。

お母さんを思いやらなきゃ。

大好きなお母さん。

親孝行しなきゃ。

親に心配かけないようにしなきゃ。

海より深い愛で一生懸命に思ってくれているんだから。

 

 

このような場合、母親も親離れができていないので、子離れができません。

子離れできない親は子供を人として尊重することができないので、子供は自分を尊重してもらったことがなくて自分を尊重する感覚がわかりません。

そうやって2人で親離れ子離れできない者同志で、尊重しない親と尊重されないのが愛だと思っている子供という共依存にはまります。

 

 

一番手っ取り早いのは、別居です。

近くではなくて離れて住んで、お互いにお互いなしで生活するようにすると、ましになります。

そして、相手のことにはできるだけ関わらないようにして、自分の心を見つめ、自分が心の中で親離れする必要があると思います。

大事なことは大事だからこそ、子離れできていない親には相談せずに自分で考えて決めて、事後報告するのをモットーとしましょう。

 

 

親からすると、大事なことを相談されると、この子はまだまだ子供だから子供扱いしないといけないと感じてしまいます。

大事なことを相談せずに自分で決めて問題なくしっかりやっているのを見ると、大人だと感じさせられます。

 

 

金銭的に親離れができないことを苦にする人が多いのですが、それは後回しで構いません。

物質的なことよりも心のことを中心に考えて、心の中で親離れができていれば、金銭面で追いついていなくても構いません。

でもその反対という人の方が多いのですが、そちらの方がいけません。

 

 

親離れは、自分で考えて判断して行動できるようになることです。

親離れするということは、親にも常識にも友人にも恋人にも依存はせず対等で尊重し合えるということです。

自分で考えて判断して行動するためには、自分が何を感じているかがわからないといけません。

本当の自分の気持をよくよく探り、自分の本当の気持を実現するにはどうしたらいいのかをよく考えて進みましょう。

※ 自分の本当の気持の探り方はこちらに書きました。

心を澄ませてかすかに感じる、自分の本当の気持
自分の本当の気持を感じ取って受け入れて実現して行くにはどうしたらいいかと言うと、まずは自分の本当の気持を感じることが最初です。
愛することができる人になるための1歩―自分の本当の気持に注目する
愛することができるようになった私は、何も恐いものがなくなって自由に生きました。 自分は自分も人も愛するのだから、誰にも何にも傷つけられる心配はありません。
自分の本当の気持に従うと、毎日一年中、爽快で満足
ずっと、自分の本当の気持を探って感じて自分で考えて行動することが、自分を尊重することや愛することになって、人を尊重して愛することもできるようになると書いてきました。 実際にやってみられたら、どうでしたか?
どれが本当の気持かわからない
みなさんの悩みを読ませていただいていると、こんな感じで迷われることが多いように思います。 「〇〇〇〇〇したい。でも〇〇〇〇〇だし、〇〇〇〇〇だからできない。」
感覚と直観で、自分の本当の気持を探る
自分の本当の気持を探る時には、感覚と直観を使いましょう。 先入観のない真っ白な気持で、自分の心の中に何があるのかを静かに観察しましょう。

 

 

こういう生き方は、物心つくころから教えることができますし、このように育てるのが愛情だと思います。

そういう親や教育であれば、親離れは難なくできるでしょうが、ほとんどの人は自分で考えて判断できないように教育されています。

これがクラリオン星人が言っていた、奴隷を作るマインドコントロール教育です。

※ マインドコントロール教育についてはこちら。

「クラリオン星人はすべてを知っていた-創造起源へのタイムトラベル-」
潜在意識がなくなるか激減して顕在意識になり、宇宙人たちのような能力が戻るようです。

※ 子供が生まれた直後から虐待されていることについては、こちらで書きました。

子供達への完全管理と、支配とコントロール教育
教育によって、自分には価値がないことを徹底的に教え込まれているのだなあと思いました。
いじめの原因はいじめ
いじめの原因はいじめです。親や学校や世の中にいじめられた人が、人をいじめます。
子供達は人間として尊重されていないことを怒っている
テレビを見ていたら、このごろの子供は怒りっぽいそうで、すぐに怒る小学生にひと呼吸おいて自分で考えることを教えていました。...

 

 

何の為のマインドコントロール教育かと言うと、個人の力を弱め、社会に支配されやすい人に育てるためです。

常識は、愛が何ものかわからず支配とコントロールしか知らない、ロボットみたいなものだからです。

この構造に気づきましょう。

だんだんと違う方へ話が向いてきたので・・・、このあたりで終りにしておくことにします。

※ 愛と尊重については、こちらで書きました。

愛することができる人になるための1歩―自分の本当の気持に注目する
愛することができるようになった私は、何も恐いものがなくなって自由に生きました。 自分は自分も人も愛するのだから、誰にも何にも傷つけられる心配はありません。
子供を尊重しない親は、ほめて叱って「~しなさい」と言う
ほめるのも叱るのも、子供を尊重していたらそんな気持にはならないと思います。そういう育てられ方をした子供は、自分を尊重する仕方がわからないから人のことも尊重できないと思います。
親が子供にできる最大のプレゼント
子供をほめたり叱ったり「~しなさい」と言ったりしないで、尊重した方がいいと書きましたが、もしかしてそれだと可哀相とか寂しいとか思われた人がいるのではないかなあと思いました。
利己的なしつけ
そのしつけは、本当に本人を尊重しているのでしょうか。本人の為ではなくて、自分の為ではないのでしょうか。
大人だから相手を尊重できる
子供や人を尊重した方がいいと書いてきました。でも、相手を尊重できるのは、自分が大人だからです。

 

 

20160321-2

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