今まで、子供や人を尊重した方がいいと書いてきました。
でも、相手を尊重できるのは、自分が大人だからです。
相手を非難したり、反対に自分が悪いと思ったりするのは、常識を基準にするからです。
自分で考えないで常識で考えようとするので、常識が価値基準になっていて自分を認めていません。
自分に対してできないことは相手に対してもできません。
だから相手のことも認めないことになります。
相手を尊重できるのは、相手と自分が対等だという感覚があるからです。
自分に自信があるから、相手と対等だと思うことができます。
その自信は、自分をいつも尊重することで育ってきます。
人からの評価でなければ価値がないということはありません。
試しに、実行してみてくださいね。
自分の心の奥の感覚をていねいに探って、自分で自分を尊重して、自分の本当の気持に誠実に従うようにしていると、だんだんと尊重するという感覚がわかってきて、自分に対する自信もついてきます。
そして人から評価されなくても、自分で価値を感じることができるようになります。
その自信が強くなって、自分が親と対等だと感じられるようになったら、親を尊重できるようになります。
それが心の中の親離れです。
親が自分より大きいと感じていたら、尊重できないのです。
人に対しても社会に対しても、人や社会が自分よりも大きいと感じていたら、尊重できなくて依存や否定になってしまいます。
相手を尊重できる為には、心の中に自信が必要です。
それが大人になったということです。
大人だから相手を尊重できます。
子供は相手に依存するか相手を否定するかどちらかになってしまいます。
精神的に大人になる為にも、自分の本当の気持をよく感じて尊重することが大切になります。
親や人や社会に対して、どう接していますか?
相手に依存するか相手を否定しているなら、まだ子供の心理状態で黄色のオーラまでだということです。
(一般的に黄色のオーラが大人ですが、精神的にはまだ愛されたい子供と言えます)
対等に感じて尊重できているなら、大人の心でグリーンのオーラ以上になっていると思います。
※ オーラの色については、霊界の構造カテゴリーをお読みください。