公園で咲いていた、キョウチクトウです。
ご相談を受けていると、あの人はこんなに悪い、こんなにひどい、おかしいのではありませんかとよく聞かれます。
何かを人のせいにすると、自分ではなくて人に自分の人生の主導権を明け渡すことになってしまいます。
自分の幸不幸が、その人次第になります。
人の態度がいいと自分は幸せになって、人の態度が良くないと自分は不幸になります。
自分が自分の人生を作っているのではなくて、相手が自分の人生を作っていることになります。
(それを商売にしているのが、サービス業や接客業なのだと見抜いていましょうね)
人任せで生きていると、自分は自分の人生の主導権を失って、幸不幸を自分で決められなくなります。
人のせいだと言って、嘆いたり腹を立てているだけで人生が過ぎて行きます。
それでは自分のための人生ではなくて、人のための人生になってしまいます。
平和や幸福は自分で選ぶもので、自分で平和や幸福になるものです。
悪くひどくおかしく見えることも、理由を探せば悪は悪でなくなって行きます。
その理由は最終的には「子供は愛を必要として愛されたがり、与えてもらいたがり、ひどくなると奪いたがる」ということが多いと思います。
※ このことは「親離れなしに、精神的霊的な発達は難しい」の中で書きました。
この「理由を探す」テクニックが善悪を乗り越える鍵ですから、ぜひ身につけてくださいね。
※ 前回の記事「許せなくて苦しい時」で書きました。
自分の見方次第考え方次第で、物事は違ってきます。
同じ物事でも、自分次第で悪を悪でないように変化させることができるということです。
そうすると、外の物事や人の動きで自分は左右されにくくなります。
外の物事や人がどうであっても、自分はいつでも平和で幸福でいられます。
こうして、何かを人のせいにしないで自分に引き戻すことで、自分の人生は自分が主導権を握って平和と幸福を選択し続けることができます。
自分で平和と幸福になることに決めましょう。
相手が理想通りに変化するのを待っていたら、死ぬまで待たないといけないかもしれません。
態度の悪い人はひとりではなくてたくさんいるでしょうから、人生全般が待つばかり我慢するばかりで自分の人生が台無しになってしまいます。