公園にいた、カワセミです。
前回の記事では、子供時代の心の傷を持つ人はちょうどいい感覚がわかりにくいので、人間関係でどの程度サービスするのがいいのかもわかりにくくてサービス不足になり、人から嫌われる人がいることを書きました。
もっと楽にサービスできるようになるためには、愛されたがりではない人を愛することのできる人であることが必要です。
人を愛することができるためには、自分は愛されて満足している必要があります。
子供時代の傷がある人は、この愛され方に問題があって愛されることに満足できないので、人を愛する気持にステップアップしにくくなっています。
子供時代の大きな傷がない人でも、ここは難しいところで、いつまでも愛されることに満足ができなくて人に求め続けてしまう人がたくさんいます。
それで大人になると誰彼ともなく特に恋人や配偶者、そして世の中全般に対して、愛して愛してと求め甘えます。
もうどうしたらいいのか、わからなくなっているんです。
親に愛されたかった、人に愛されたい、とそう思い込んでいるわけですが、本当の気持は「自分を愛したい、自分に愛されたい」なのです。
親に愛されたいのも人に愛されたいのも、親や人に愛されれば安心して自分を愛することができるからです。
あなたは親や誰かに愛されたいですか?愛されたい気持が強いなら、それは親や誰かではなくて自分への求めです。
他者が存在しているというのは幻想で、ここにいるのは自分だけだからです。
だから、親や人が見本を見せてくれなくても、自分が愛せばそれでいいんですよ。
それができないのは自分に自信がないからなんですが、もう子供ではないので、やってみればできるようになっています。
親や人が「本当」で自分はその「代わり」ではなくて、自分が「本当」で親や人は自分の「代わり」なんです。
不器用で能力が低いのに「代わり」をやってくれた親に、感謝の気持もわいてきますね。
※ 自分で自分を愛することができるようになる方法は、「自分を愛し、尊重し、認める」などの「心の進歩成長」カテゴリーをお読みください。
※ 子供時代の癒しはまた別に必要なので、インナーチャイルドへの取り組みをおすすめしています。
私がサポートさせていただいているのは、インナーチャイルドカウンセリングと簡易型インナーチャイルドワーク、スピリチュアルレッスン、スピリチュアル問答などです。
自分を愛することは、自分を見つめて受け入れることです。
いつもゆっくりと自分を見つめて受け入れていると、ちょうどいい感覚も自分の中から感じることができるようになります。
たとえ親や人が愛してくれても、自分が自分を愛さなければ心の満足はありません。
愛されても愛されても、不幸そうな芸能人がいるではありませんか。
自分を愛し自分から愛されると、心からの満足を感じて、人を愛することができるようになり人にあまり求めなくなります。
そして人へのサービスも無理なくできるようになって、嫌われることもなくなっていくはずです。