公園で咲いていた、ヒガンバナです。
中丸薫「日本人ならぜったい知りたい十六菊花紋の超ひみつ-ユダヤと皇室と神道-」を読みました。
著者の中丸薫さんは、明治天皇の孫だそうです。
明治天皇の孫で小林隆利という人の母、仁(しのぶ)さんが言っていたことだそうです。
「私の父(明治天皇)が言われたのよ。
『日本は神道だが、神道はもとはユダヤ教である。
天皇の権限で日本の歴史を調べたが、神道は紀元前にはこの日本にユダヤ教として入って来た。
そして、のちに入って来た原始キリスト教に習合されている。
だから日本はキリスト教が中心になってくるべきだ』と」
「日本の元はユダヤ教が母体として入ってきたのだから、日本の天皇家の中心も、日本の国全体の中心も、その源はユダヤにある。
それを完成したのがキリストでありキリスト教である」
紀元前に入って来たユダヤ教というのは、失われた10支族のことを言っているように思います。
のちに入って来た原始キリスト教というのは、出雲の伝承で言われている、天皇家の直接の先祖で徐福(須佐之男命、饒速日命、天火明)のことを言っているように思います。
この出雲の伝承については、こちらで書きました。
ですから今ではこの内容が、全くその通りだろうとわかりますが、「だから日本はキリスト教が中心になってくるべきだ」というのは間違いだと思います。
「日本の国全体の中心も、その源はユダヤにある」これも間違いです。
出雲のことは何も調べなかったのだろうかと思います。
またこれは事実かどうか確定はできませんが、浅野和三郎さんが妻を霊媒にして、明治天皇に殉死した乃木希典から受け取った霊界通信によると、明治天皇は亡くなってから13年もまだ死後の眠りについていて波動の低い人だったようですし、明治天皇の考えというのはあまり信用してはいけないのではないかと思います。
そして、明治天皇はこう言ったそうです。
「フルベッキが東京に来てくれたこと。あれがよかった」
この話の流れの感じでは、フルベッキという人はとても怪しいと思います。
「南朝の末裔に大室寅之祐という人がいました。中略。
その寅之祐を勤皇の志士である伊藤博文や桂小五郎らが、本来の天皇であるべき血脈である大室寅之祐の擁立をはかったのです」
田中光顕伯爵はこう証言しています。
「明治天皇は孝明天皇の皇子ではない。睦仁親王(むつひとしんのう)は孝明天皇崩御と同時にただちに即位したとなっているが、実は睦仁親王はあやめられ、擁立された明治天皇は後醍醐天皇の第11番目の皇子、満長親王の御王孫で大室寅之祐である」
この大室寅之祐という人(明治天皇)が、本当に本来の天皇であるべき血脈で、後醍醐天皇の第11番目の皇子、満長親王の御王孫なのかどうかが大事なことだと思いますが、そのことは書かれていないのでわかりません。
孝明天皇が殺されたことは知っていましたが、親王が替え玉だったとは知りませんでしたからびっくりしました。
フルベッキは「明治維新の主力たち40人以上の志士たちの指導にあたった。
彼らはみなフルベッキの塾生たちなのです。
明治維新とは、フルベッキの思想と吉田松陰の思想に触発され、薩摩藩の資金で達成されたとも言われて」いて、「幕府側にはフランスのロッシュ、尊王側にはイギリスのグラバーが、武器と資金を提供していました」
「フルベッキは神様が日本に遣わして下さった特別な器だったのです」
明治維新のこの経緯を、何かとても素晴らしいことのように書いてありますが、睦仁親王をあやめて大室寅之祐を擁立したことを何とも思わないのは異常だと思います。
イギリスが武器と資金を提供したというのは、闇の組織がそうしたという意味だと思います。
イギリスが闇の組織の中心国家だということに、中丸さんは陰謀論者のデーヴィッド・アイクさんに共感しているようなのに気づいていないのでしょうか。
インターネットで、グラバーというのはロスチャイルド家(闇の組織イルミナティの血族)の代理人だということがすぐに出てきました。
天皇家は、とっくに闇の組織に落ちているということです。
太田龍さんによると、孝明天皇と西郷隆盛は、何かおかしいという程度には気づいていたそうです。
闇の組織やイルミナティって何?という人は、こちらをどうぞ。
2人の総理も浩宮さんもフリーメーソンのハンドサインを出しています。
「昭和天皇は、実は明治天皇のお子様なのです」
薩摩出身の川村純義(かわむらすみよし)中将の娘の花子さんが、昭和天皇の生みの親で、裕仁さんは母親の実家に預けられたそうです。
裕仁さんの姉が、仁(しのぶ)さんで、小林さんの母親です。
明仁さんは秩父宮さんの子供で、昭和天皇の本当の子供は他にいたそうです。
もう閉口です。
以前はこの位のことが平気でできていたということですが、さすがに今ではできなくなったと思います。
このようなことがされて隠され、うその歴史が教えられているのは、国民をあざむいていると言えませんか?
今はいろいろな分野で暴力や汚職などが明るみに出て旧い体質の浄化が求められていますが、天皇家もこうだったとは非常に残念なことです。