公園にいた、カワセミです。
一生懸命にやっているつもりなのに、どうしても人から嫌われてしまう人がいます。
人の気分を害することはしたくないと思っていて、なるべくなら人から快適に感じてもらいたいと思っています。
失礼や我がままも、言ったりしたりしないようにしています。
それでも標的にされたり、困った人と言われたりしてしまいます。
自分は何も人に害を与えるようなことはしていないのに、あからさまに意地悪をしてくる人を見ると、相手の人の心の醜さに腹が立ってしまったりします。
他の人は、標的にされることも困った人だと言われることも意地悪されることもありません。
でもその人は、どこへ行ってもそうなるのですから、きっとその人自身に原因があるんでしょう。
私の印象では、嫌われやすい人はサービスが足りないなあと思います。
人や世の中からサービスをされるのが当たり前になっていて、どこでもそれを期待しているように思います。
人間関係の中ではみんなが、サービスする側にならないといけないということに気づいていないように見えます。
他の人たちはそのことに気づいているので、一生懸命にサービスしています。
積極的な人は積極的に、消極的な人でも消極的なりにサービスしています。
その中でひとりだけマイペースを保っていると、嫌われてしまいます。
ご本人は、たぶんそれ位の感じでちょうどいいと判断しているのだろうと思いますが、実際には周りの人は涙ぐましい努力を積み重ねていることに気づいていないと思います。
親切な人なら、この人は子供っぽいなあと思いながら大目に見てくれるでしょうが、精一杯がんばっていて余裕のない人からは不愉快に思われてしまうでしょう。
大変な世の中ですね・・・。
でも心の中がいつでもサービスするのが当たり前の大人になっている人なら、そんなに苦にせずやっています。
ご本人もがんばっているつもりだと思いますが、まだ感覚的に他の人たちとはズレがあるのだろうと思います。
そのズレは、どの程度サービスするのがちょうどいいのかという判断の違いだと思います。
子供時代の心の傷を持つ人は、ちょうどいい感覚がわかりにくいので、この判断が難しくなるのだろうと思います。
嫌われやすい人のちょうどいいは、みんなのちょうどいいからするとサービスが不足していると思います。
でもあまり無理をすると自分が壊れてしまいますから、無理せずにサービスできるように、子供時代の心の傷の癒しもやりながら成長をめざして行くようにするといいと思います。
池のアイドルの周りは、いつも人だかりです。