散歩途中に見かけた、フキノトウです。
ぽかぽかと暖かかったり真冬のように寒くなったり、寒暖の差が激しい毎日が続いています。
力のアニムスを充分に楽しんでパワーだけの男性に魅力を感じなくなり、しかも自分の中にパートナーに匹敵するくらいのパワーを感じ始めた女性は、第二段階の「行為のアニムス」に移行していきます。
「行為のアニムス」は白馬の王子的なアニムスで、大恋愛を経験します。
世界中の恋愛物語は、行為のアニムスの物語です。
これに対応するアニマは「ロマンチック・アニマ」で、恋愛物語のヒロインがこれになります。
日本人男性では、この状態にまで至っている人はあまりいません。
日本の物語ではぱっと見回したところ素佐之男命位で、他のヒーローは永遠の少年がほとんどです。
命がけの愛、自分のすべてを投げ出す愛、愛こそがすべてという感覚が日常になってきたら、第二段階の「行為のアニムス」を育てています。
男女共にお互いしか見えず、熱愛状態になります。
甘く優しいだけの毎日ではなく、手に手をとって戦うような場面も2人で切り抜け、それがたまらなく楽しいと思います。
少し意識の進み始めた日本人女性はこのあたりにいますが、日本人男性でこの女性の要望に答えられる人はあまりいません。
そのため女性は何とかして男性のお尻をたたき、その気にさせ、形だけ恋愛ドラマを完結させようとするかもしれません。
実際、そんなカップルが今の日本中あふれているのではないでしょうか。
けれど大抵の場合、仮にしか成功しません。
でも、仮にでも構いませんから力をふりしぼって成功させましょう!
それが女性の精神的成長に、不可欠で重要な道なのですから。
欧米では男性がリードするはずの大恋愛を、日本では女性がリードしなければいけないことになりがちです。
愛するからこそ男性から最大の非難をあび最大の抵抗を受けながら、しり込みする男性を引っ張り上げ、女性の技量ひとつで2人を恋愛の極みへ昇らせましょう。
男性は何もすることなくかえって女性の邪魔をしながら、最終的には女性の言いなりになることで第二段階へ引き上げてもらうでしょう。
こうして、女性の勇気と行動力が完成します。
男性は大体の場合、素晴らしい場所にいるのは一時的で、本来の場所へ堕ちて行ってしまいます。
本来の場所、それは永遠の少年や第一段階の男性として女性に甘えたり女性を支配したりして、女性に快適さを求めることから脱することができない状態へ。
ただし、この大恋愛の条件として、失敗してはいけません。
もし失敗したら、自分はまだ永遠の少女か弱い女性だったのです。
アニムス以前の親離れから、やり直さなくてはいけません。
成功したら、第二段階をクリアしたのです。
だから、必ず成功しましょう。
つづきます。