親離れ、子離れ

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20141203-2

 

カルマの重い親と子供は、どうしたらいいのでしょうね。

カルマが重くても軽くても、人がすべきことは同じです。

親離れ、子離れです。

親離れ子離れも、不完全で軽いものからスッパリ自立した状態まで、いろいろとあると思いますから、はじめのうちは軽く依存しながら、少しずつ依存度を減らして自立を進めて行くといいと思います。

社会的に自立を進めながら、心の中の進歩成長と自立も進めて行くのが筋道になると思います。

具体的には、現実に様々なことを経験して自信を深めたり、自分の内面を見つめて新しい考え方で乗り越えたりしながら人としての生き方を洗練させて行くことになると思います。

 

 

親子で本音を言い合うとか、謝ってもらうとか、謝るとか、和解するとか、そんな現実的な行為を無理にする必要はありません。

本音を言い合っても、謝り合っても、和解したと思っても、本質的なところはそんなに変わりません。

必要なのは相手がどうこうではなくて、自分が親離れすることで自分が子離れすることだから、相手のことは重要ではないんです。

相手がどうでも、自分が成長すれば問題は解決済みになります。

 

 

相手が謝ってくれるかどうかなどということは、関係がありません。

相手が謝ってくれないといけないと考えているうちは、まだ親離れ子離れができていません。

相手の行為ではなくて自分の依存心や期待が苦痛の原因だったということに、分離ができてからよくわかると思います。

 

 

親離れ子離れができて自立できると、関係は自然に良くなります。

相手に望まなくなるので、不満がなくなります。

何をあんなに望んで苦しんでいたんだろうと、不思議になります。

そして、許さないといけないなどと思わずに知らない間に許していて、感謝しないといけないなどと思わずに知らない間に感謝しているようになります。

 

 

本音を言う必要などなくなります。

謝ってもらう必要もなくなります。

親離れ子離れってどういうことかと言うと、この状態になることです。

すでにできていますか?

まだまだだと思われましたか?

 

 

お互いに苦しむようなことをわざわざせずに、直接心の中に目を向けましょう。

そしてこの親、または子供という存在をどう考えると自然でいいフィーリングになれるのか、あれこれと考えをめぐらせてください。

この考えめぐらせ方にコツがあるのでまた後から別のところで書くことになると思いますが、記事を待ったりせずにどうぞ自由に考えてください。

 

 

ここで立ちはだかってくる問題があります。

インナーチャイルドです。

インナーチャイルドは不健康に育てられた場合に心の中にできてしまったしこりのようなもので、これが強く働いていると心の中が何かとうまく動かなくなります。
インナーチャイルドが強くて親離れや子離れに支障があることがわかってきた場合は、そちらの解決が先に必要になります。

インナーチャイルドについても、また別にお話することになると思います。

 

 

写真は、公園で赤くなっていた木です。

 

 

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