公園で咲いていた、シャクナゲです。
なぜこんなに親離れのことについて書いているのかというと、こういうことです。
親離れできていないと心理的に子供なので、愛されることを求めるばかりで愛することができない状態のままでいます。
期待や要求ばかりして、自分からはあまり差し出さない人になります。
親に対しても、人に対しても、社会に対しても、会社に対しても、何に対してもそうなります。
すると回りの人も自分も、不愉快なことが多くなってトラブルも起きやすくなります。
親離れができると、自分から愛することができるようになります。
親に対しても、人に対しても、社会に対しても、会社に対しても、何に対してもあまり要求せずに自分がしてあげようと考えるのが当り前になります。
すると回りの人も自分も、快適で幸せなことが多くなります。
親離れすると、底なしに求める苦しみがなくなります。
自分が与える側になるのだから、もう求める必要がなくなるからです。
自分の中からいくらでも愛情が湧き出してきます。
愛情というのは、どこかから得るのではなくて自分の中から湧き出してくるものだということがわかります。
自分の中に愛がたっぷりあるのだから、愛が欲しくて愛されたがる必要はなくなります。
愛してあげたら、いくらでも人が喜んで愛を返してくれます。
愛されることに、大した価値はなかったことに気づきます。
愛の取り合いをする必要はなくなります。
愛情の争奪戦で勝ったり負けたりする苦しみは終わります。
人や世の中に愛されないといられないのは、相手に主導権があって自分は弱い状態になります。
愛されても愛されても、いつまでも相手が主役で自分は相手がいることでようやく価値を保っていられます。
でも自分が愛するなら、自分で自分の主導権を握ります。
もう相手に振り回される必要はなくなって、いつも自分の力強さを感じます。
傷つくのではないかという恐怖はなくなります。
相手がどうでも自分は愛しているからです。
愛情の不足を満たす為に、人や世の中から愛情を欲しがる必要はなくなります。
人や世の中に求めてもなかなか満たされませんが、自分の愛の泉を掘り当てると、人や世の中にばらまくことができる程の愛で満たされます。
親離れは、幸福への登竜門と言えます。
霊的に見ると黄色のオーラからグリーンのオーラになることで、不成仏霊の波動から成仏霊の波動になることでもありますから、とても重要な成長場面です。
※ 親離れについては、心の進歩成長カテゴリーをお読みください。
※ オーラの色についてと不成仏霊については霊界の構造カテゴリーをお読みください。