前回の記事で、もう苦痛になっていて実体が違っているのに形だけを装うのは良くなくて、うそなのだと書きました。
そして心の傷を癒さずに蓋をして本当の自分から目を背けているのもうそだと書きましたが、それがもしかしてわかりにくかったかなと思いました。
前回の記事はこちらです。

形だけを装うのはまわりの人に対してということが多いと思いますが、自分に対して形を装うのも、うそです。
波動が上がると、人にはもちろん自分にもうそをつけなくなります。
これはアセンションしていなくてもそうで、この世でグリーンのオーラになってくると自分にも人にもうそをつかない誠実な生き方をするようになります。
※ オーラや波動の色については、「霊界の構造とオーラ」カテゴリーをお読みください。
霊界ではもっとシビアで、心は丸裸にされます。
私が霊と一日中つきあうようになった時に、まず最初にされたのがこれでした。
何も隠すことも装うことも一切できず、本心でしかつきあえないのでした。
私は元から自分に対して徹底的に誠実であることを追求して生きていましたが、それでも少し残っていたものを捨てました。
この世が4次元になっても、そうだと思います。
人にも自分にもうそはつけなくなりますが、そのことに強く抵抗すると、心が壊れます。
今、心の病気になっているのは、本当の自分に抵抗しているからという人は多いと思います。
だから少しずつ抵抗をやめて行くことをすすめたいのですが、そうかと思っていきなり「抵抗してはだめ」と今の自分を否定してはいけません。
「悪に思えることは理由を考えてあげる」のが基本でしたね。
その記事はこちらです。


だめなものは否定すればいいと単純に考えないで、すべてを肯定することに一生懸命になりましょう。
世界は全部自分だからです。
その記事はこちらです。


自分のすべてを肯定することが自分を愛することです。
心の傷を直視できない、恐い、逃げたい、そういう外側の気持から順番に、決して自分を否定しないように注意して取り組みましょう。
何が何でも否定しないで肯定する、そこに根性を出しましょう。
※ 祈ららのご相談メニューの中では、スピリチュアルレッスンとスピリチュアル問答の中で、インナーチャイルドや心の傷を癒す手助けをさせていただいています。
自分を愛さないでいると、愛することができる自分を人へ投影して人から愛されることを求め、愛されたがるばかりで愛することから目を背けてしまいがちです。
とても傷ついていると、底なしに愛されたがっていつまでも満足できない人になることがあります。
投影についてはこちらです。


心の傷の外側からゆっくりやっていると、心の傷までたどり着くのに何年もかかります。
そこからようやく、心の傷の癒しを始めることができます。
それでもいいから、ゆっくりゆっくりじっくりしっかりと進んで行くのをおすすめしたいと思います。
進み始めただけでうれしいと思います。