前回の記事では、思いやりというのは自分と人が分離していることが前提のことで、自分と人を分離させる作用があることと、思いやり思いやりと言って分離を促進するよりは、自分の本当の気持に従うところからスタートして自分の心やハイアーセルフを追求して行く方が、世界は自分だと感じるようになれて自分も人も幸せになれると書きました。
※ 前回の記事は、こちらです。
それでは、思いやりを大事にと言わずにどう教えたり考えたりすればいいでしょうか。
他に、単純でもっといい考え方があるでしょうか。
それは、世界は自分の家で、自分の体だと教えたり考えたりするといいと思います。
イメージとしては、世界が自分の家なら、他の人は自分の家の壁のタイルのひとつです。
自分を体として見るなら、他の人は自分の体の細胞のひとつです。
世界が自分の家なら、世界への見方も変わるでしょう。
人への見方も変わるでしょう。
世界が自分の体なら、人を思いやることや親身になることや同情は当り前のことになるでしょう。
相手に分離や距離を感じず、自分も相手も気持が温かいでしょう。
ただこの見方は、自分だから愛さなくていい、尊重しなくていい、支配すればいいという考えになる危険もはらんでいます。
見えているものが本当だと信じてしまうと、人は見かけのもので自分だけが真実なのだということがわからなくなって、見かけと真実が逆転して人が本当で自分はどうでもいいと思い込んでしまいます。
だからやはりいつでも、自分にしっかりと注目して自分の本当の気持を探るという習慣が必要です。
見えているものが本当に真実なのかどうかは確証がありませんが、自分だけは真実なのですから。
※ 自分の本当の気持を探る方法はこちら
もちろん自分の本当の気持を探ったら、それに従う必要もあります。
自分の本当の気持に従い、自分を愛し受け入れ尊重しているなら、世界が自分の家で体であれば自動的に世界や人を愛し受け入れ尊重する人になります。
※ 自分を愛し受け入れ尊重する方法はこちら
この考え方が気に入ったら、どうぞ生活上で実践してみて下さいね。
そして良しいいぞと思ったら、子供達にも教えてあげて下さい。