公園の柿の実が落ちて、葉だけになりました。
オレンジのオーラの人は人生を謳歌していますが、だんだんと次の黄色の波動が気になってくると、少しずつ気がかりや悩みになる人が増えてきます。
黄色の波動はこの世の社会の最先端で、それが良く思える人と良く思えない人がいるからです。
社会的に洗練されて物質的に繁栄することを、何の疑問もなく喜ぶことができる人と抵抗を感じる人がいます。
※ オーラと波動については、霊界の構造カテゴリーをお読みください。
黄色の波動では、社会や人への奉仕が求められます。
奉仕する人は喜ばれますから、奉仕するのが成功の秘訣でもあります。
元々奉仕好きであれば、あまり何ともないかもしれません。
でも、感覚的に嫌だという人がいます。
黄色の波動というのは、相手から奉仕を求めて来るところに特徴があります。
奉仕すれば奉仕してあげると言って迫ってきます。
条件付きの愛で取引になっているのが、抵抗を感じる理由です。
黄色の波動そのものはただ社会的というだけで良くも悪くもないものですが、今現在の時代の人々が作リ上げている社会のシステムが居心地が悪いのだと思います。
知らない人同志が快適に過ごしたりスムーズに経済活動を行ったり仕事をこなしたりできるように、社会には常識やマナーなどがあります。
そうしたお決まりの型を見ると、自然で正直なオレンジのオーラの人は鳥肌が立ってげっそりしたり恐怖を感じたりしますが、求められているのは心ではなくて型だと気づくと楽になるかもしれません。
黄色の波動では、気持の通りでなくても型を整えることが、思いやりや奉仕の心と受け取られます。
ここのところが、オレンジのオーラの人にはなかなか気づきにくいところではないかと思います。
常識やマナーなどの型を憶えて、型の中に自分の個性を少し混ぜて表現するようにしてみましょう。
だんだんと、自分の気持を型の中で表現する割合を増やすことができるようになってくると、うそをついているような苦しさがなくなってくると思います。
そうやってひとつひとつ少しずつ、社会的な振る舞いを学び表現し、自由に動けるようになって行きましょう。
条件付きの愛に応えるだけでなく自分から差し出す分量が増えると、きっと社会的に豊かになって行くと思います。
ただ、今の社会は利己的ですから、いくらでも求めて来るしいくらでも求めたくもなります。
社会の問題点にも気づいていて、自分の心の自然さや健康さを自分で守るように賢明でいましょう。
一度は極端になる人もいるでしょうが、いつか自分で足ることを知るところに落ち着きましょう。
抵抗を感じるなら、不備の多い社会にすっかり同化する必要はありません。
でも、親しくない人とでもいつでも快適に過ごせるような社交技術は磨くようにしましょう。
自分なりの社会的な立場と言える仕事を確立して経済的に安定し、人に対しても社会に対しても気後れすることなく自信を持って対応できるようになったら黄色のオーラになっていると思います。
いくらでも求めて来る社会に対してどの位応えるのか、いくらでも求めたくなる社会に対してどの位求めるのか。
社会と自分の快適な折り合いのつけ方を見つけて、自分なりにこれでいいと思える物と心の豊かさのバランス点を見つけると、オーラは濃い黄色へ変化して行くと思います。