
離婚した夫の母、元義母とは大きなケンカなどはありませんでしたが、ジメジメとした陰鬱な関係でした。
義母からの霊的感覚
初めて会う親戚からイヤミを言われてびっくりしていると、慣れている夫は義母が私の悪口を言っているからだと教えてくれました。
自分達家族もいつも言われていると。
義母にとっての初孫の、長男が生まれた時は「エアコンがないと可哀想だから1ヶ月位うちで預かって育てようか」と言われました。
ストレートではなくて、自分を可哀想に思わせながら希望を通して行く人でした。
そのうち、親戚達は「〇〇ちゃん(夫)も〇〇さん(私)もいい人よ。あなたがおかしいんじゃないの」と義母に言ってくれるようになったので、もめごとにはなりませんでした。
その義母は15年位前に亡くなりました。
時々、生前に言われたことを思い出すと、嫌な気持になりました。
言われたことは本当なので仕方がありません。
ところが、義母が亡くなって10年程経ったころ、言われたことを思い出して嫌な気持になった時に、何か暖かい感情が伝わってくるようになりました。
それが毎回のことなので、義母が反省しているんだなと思いました。
義母の気持を探ってみると、生前は嫌なことがたくさんあって心がすさんでいたけれど今は違うように感じられました。
それで、そのころからあまり強くは嫌な気持にならなくなりました。
義母からの霊的感覚はだんだん強くなって、今では私のことが好きだとまで伝わってくるようになりました。
私に感謝していて、義母がそのようになれたのも私のおかげだと言いたそうです。
それでよく考えてみたら、私は毎日の先祖供養の中に義母も入るような言い回しを選んでいました。
夫とは離婚したのでしっかりと供養するわけではありませんが、子供達の先祖なので、欲しかったら受け取ってくださいという程度の感覚で供養をしていたので、そのエネルギーを受け取ってもらっていたようです。
そのようなついで供養でも、ネガティブな言動が習慣になっていたお義母さんが今ではとても素直ないい人になっていることがわかり、本当に良かったと思いました。
はじめは何も知らない純真な子供だったのに、世の中の苦しみを経験するうちにネガティブな考えや生き方になっていたように思います。
苦しくてもそうならないでいられるのがいいんですが、それが難しくて多くの人は心が汚れてしまうんだと思います。
私はこのようにして義母の性格が変ったことを感じられましたが、普通はずっと死ぬまで嫌な記憶を持ち続け、死んであの世で再会してようやく仲直りができることになると思います。
でも供養をする人なら、もう状況が変っていることがたぶん何となくわかるんじゃないかと思います。
実際に同じような経験をされた人も、いるかもしれません。
被害を受けた人は許すのが課題ですから、供養を習慣にされると、早く許して楽になれるといういいことがあるかもしれません。
簡単な供養の方法は、こちらで書きました。