TOLAND VLOGの動画で、出雲口伝(いずもくでん)について2本公開されていました。
本を読むのが大変な人や、本を読んだけど復習したい人には、動画は助かりますね。
このごろは出雲口伝と呼ばれるようになってきたようなので、当ブログでも出雲伝承を出雲口伝に変更しました。
今までの出雲口伝についての記事は、こちらをごらんください。
出雲口伝
「出雲口伝」の記事一覧です。
出雲口伝の動画2本
大元(おおもと)出版の本は一通り読みましたが、自分では理解が不十分なところもあちこちにあり、サムさんの説明でいろいろとつながってよくわかりました。
私としてはやはり、徐福(じょふく)が須佐之男、天火明(あめのほあかり)、ニギハヤヒだというのが驚きでしたが、須佐之男さんはもちろん、天火明とも相性がいいので違和感はありませんでした。
道教寺院でなぜか毎回歓迎してもらえるのも、徐福が道教の道士というのが理由だったのかと思いました。
徐福が秦(しん)から連れてきた人は5千人ほどいたので、現代のほとんどの日本人に徐福集団の血が流れていると言っても過言ではないという話も印象的でした。
徐福の部下の天穂日(あめのほひ)が出雲の2王、大国主と事代主を殺害しておきながら出雲大社の宮司家になっているというのが、大いに気になるところでした。
エビデンスがないと言っていますが、これから研究が深まっていくことを期待したいですね。
今回の2つの動画は、出雲口伝の一部ですから、続編が楽しみです。
画像は、公園で散り始めていた桜です。