いつもネット署名に協力することの多い、Change.org から、4日前に「岡村隆史」というタイトルのメールが届きました。
このタイトルには問題ありという指摘がされたこともあってか、現在は「#岡村学べ ナインティナイン岡村隆史さんを起用し、女性の貧困問題やフェミニズムについて学べる番組を制作・放送してください」に変更されています。
内容は、岡村隆史さんがオールナイトニッポンで発言した内容についてでした。
女性軽視発言
署名キャンペーンの記事から引用します。
4月23日(木)放送の「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」内で、ナインティナインの岡村隆史さんは「コロナが収束したら絶対おもしろいことあるんですよ」「コロナ明けたらなかなかの可愛い人が、短期間ですけれども、美人さんがお嬢(性的サービスを提供する店員)やります。これなぜかと言えば、短時間でお金を稼がないと苦しいですから」と発言されました。
新型コロナによる生活の困窮で、やむを得ず女性がセックスワークをすることを楽しみにするもので、「女性の貧困問題の構造を理解していない」等の批判が相次いでいます。
そして、このような要望を提出するということでした。
謝罪は当然ですがその後、岡村さんとNHKで、「今回なぜ炎上したのか」、「女性の貧困問題についての現状」、「フェミニズムとは?」をしっかりと勉強できるような番組を作って欲しいという要望を出すことにしました。
①ナインティナインの岡村隆史さんを出演者に起用し、今回なぜ岡村さんの発言は批判の対象となったのか。そして「女性の貧困問題」「日本の女性軽視」「搾取の構造」「フェミニズムとは」を学べる番組を作り放送してください。
②「チコちゃんに叱られる」の降板がなされないのなら、番組内でのフェミニズムや女性搾取の構造について学べる特集を作り放送してください。
私はそういったテレビ番組の製作はどちらでもいいのと、岡村隆史さんだったのが残念でしたが、5歳の女の子キャラクターが主役の「チコちゃんに叱られる」はもう気持ち悪くて見たくないと思いましたから、署名することにしました。
このキャンペーンは2日間で3万人の署名が集まり、終了しています。
その後、このキャンペーンの前にもうひとつのキャンペーンがあったことを知りました。
「女性軽視発言をした岡村隆史氏に対しNHK「チコちゃんに叱られる」の降板及び謝罪を求める署名活動」というものでした。
このキャンペーンはChange.orgからのメールが来ていなくて気づいていませんでした(先のキャンペーン途中で触れられていましたが気づいていませんでした)が、こちらの方が私の気持と合致しているので署名しました。
このキャンペーンがあるなら先のキャンペーンは署名を取り下げたかったのですが、すでに終了していました。
こちらの方は、まだ署名キャンペーン中です。
コメント欄で書かれていたことの一部です。
このように考えている人が日本社会にはあふれており、彼が偶然間抜けだったために、自分の影響力についての考えも及ばず、この発言を公共の場でうっかりしてしまっただけのことだと考えております。
その国の女性の地位の高低は、国民の精神的な意識の高低と比例していると思います。
このことがきっかけになって、みんなの意識が少し進むといいのになと思います。
このキャンペーンへの署名をおすすめしているわけではなく、皆さまが自由に考えらるといいと思いますが、個人的に最近少し気持が高ぶった出来事でした。
画像は、公園で咲いていたベニバナハナミズキです。