ジャニーズ事務所の社長が、5月14日、性加害について謝罪の動画を公開しました。
マスコミが報道しなかったことで被害が拡大
この動画を、私はヤフーライブニュースのTBSで見ました。
TBSではアナウンサーが、テレビ局にも責任があるとしておわびしていました。
ヤフーライブニュースでは日本テレビとBBCも配信していますが、日本テレビではこの件についてまだ一度も報道していないと思います。
2004年に最高裁で被害が確定されているにもかかわらず、マスコミが報道しなかったことで被害が拡大しています。
性加害を認めるか今まで通りの隠蔽を続けるか、各局で対応が分かれているようです。
無言のテレビ局はこのまま火が消えるのを待って知らんふりを通すつもりのようですが、どうなるでしょう。
1962年のジャニーズ事務所創設から今までの経緯について、まとめてくれている動画がありました。
4月12日に、元ジャニーズJr.のカウアン岡本さんが日本外国特派員協会で記者会見を行い、ジャニー氏から性被害を受けたことを話しました。
私のところに、4月27日、「ジャニーズ事務所は性暴力被害者の声を無視しないで! 性加害の検証と謝罪を求めます!」という署名運動の通知メールが届きましたので、署名しました。
「PENLIGHT (ペンライト)ジャニーズ事務所の性加害を明らかにする会」が発信者でした。
5月3日には、もうひとつの署名運動にも署名しました。
「ジャニー喜多川氏の性犯罪疑惑を報道しない理由をマスコミに問い、ジャニーズ事務所に謝罪を求めます!/We condemn the Japanese media & Johnny‘s」というもので、発信者はYutaさんでした。
その翌日に、YutaさんのYouTubeのアカウントが停止され、抗議活動ができなくなったという連絡が届きました。
5月7日にPENLIGHTさんからのメール連絡があり、署名は16000筆を超えて5月8日にジャニーズ事務所へ提出する予定でしたが、担当者から「報道陣が集まってきてしまい混乱を招く可能性があるため直接受け取ることは困難」との連絡を受けて、郵送での提出に変更されました。
ジャニーズ事務所としては、なるべく騒ぎを小さくしたかったのでしょうか。
5月12日に、PENLIGHTさんから進捗のメールがありました。
5月9日付けで、ジャニーズ事務所へ要望書と署名一式を送り、5月10日にジャニーズ事務所 署名受付担当者から受け取りの連絡を受け、5月11日には記者会見を行ったとのことでした。
その記者会見の様子が、こちらです。
そして5月14日に謝罪動画が公開されたわけで、この署名が影響したのでしょうか。
しかしその動画の内容は、謝罪したようなしてないような、あいまいなものでした。
この記事を書くためにいろいろな動画を見ていると、被害者が加害者になって二次被害も起きていたことがわかり、非常に悲しく思いました。
これでこの騒動が収束するとしたら、異常なことではないでしょうか。
国民が納得できなければ、また新しい署名運動が起こるかしれません。
私が通知を受け取っている署名運動サイトは、こちらです。
今まで何度も署名がテレビ報道され、社会が変わるのを見てきました。
興味のある方は、登録されてみては。
画像は、公園で咲いていたネモフィラです。