散歩道で、ヨモギが育っていました。
清原選手が麻薬所持で逮捕されて、毎日何度も同じ事が報道されています。
その中で、ちらっと「野球のことを考えるとお腹が痛くなった」というような言葉がありました。
こういう自分の身体からのサインに、いつも従う人であったら良かったのになあと思いました。
身体がサインを出して来たら、「あっ、自分の身体はそのまま行くのは危ないよと言っている」と気づいて、どうしようかと考えるといいと思います。
ずっと野球一筋だったようなのですが、それを世の中が喜んでいたということをどう思われるでしょうか。
そして成績を残すと、立派だと賞賛していたのではないでしょうか。
そうすると、周りが認めてくれるから、それでいいのだと思っていたのかなあと思いました。
人を喜ばせることや成績を残すことはいいことでしょうが、人から認められることが価値観の中心になると、自分の本当の価値がわからなくなります。
世の中の人は、自分を喜ばせてくれる選手の、人としての人生をどう思っていたでしょうか。
それが一番大事なことではなくてもっと大事にしないといけないことがあるということに、周りの人も選手も気づいていなかったのではないかなあと思いました。
自分に価値を感じるためには、人からの評価を求めそうになりますが、それではいつまで経っても本当の心の満足はありません。
人が自分の中心にいて強くて、自分はいつまでも弱々しいことになってしまいます。
そうならない為には、自分の心に向き合い自分を追求して、自分が自分の中心にいなければいけません。
これは野球選手に限らず、肉体的なことやお金などの物質的なことに全てのエネルギーを使ってしまって自分が心だということを忘れている人が、苦手にして避けたがっていることだろうと思います。
世間的な成功や業績よりも心が一番大事なのだということを、肉体派で精神的でない人でも自分で気づいてせめて立ち止まることができるように、子供のころから学校で教えて行くべきだと思います。
私は、心理学を小学校から必修にするといいと思っています。
いじめや犯罪や心の病気も、子供のころから心を学び心を大事にするようになると、社会から減って行くだろうと思います。
今、健康ブームですが、みんなの関心が心に向いて心の健康ブームが起こるといいのにと思います。