
本当の自分という言葉をよく使っていますが、それはハイアーセルフのことです。
感覚的には、自分の中の本当の気持でもいいんですが、自分の本当の気持はハイアーセルフと繋がっています。
自我とハイアーセルフ
私は20才ごろからユングが好きだったので、自我とセルフの考え方に親しんでいました。
セルフが今ではハイアーセルフと呼ばれています。
自我は意識の中心、ハイアーセルフは無意識を含んだ自分全体の中心で、自我はセルフの一部です。
ハイアーセルフに従うことができればいいわけですが、ハイアーセルフは無意識の中心なので、感じようと思っても簡単ではありません。
だから現実的には、自我の本当の気持でもハイアーセルフの気持のかけらでもいいんじゃないかとなります。
でもそれでも、本当は自我は自分の中心ではないと意識していることは大切で、それによって大きな視点で人生を考えることができます。
よく言われるのは海から出ている氷河の一部が自我で、水中に沈んでいる部分の中心がハイアーセルフという例えです。
車の運転手は自分だけれど、後部座席に座っているのがハイアーセルフで車のオーナーで本当の自分というイメージもいいんじゃないかと思います。
本当の自分に従おうと思った時は、まずは自分は本当はどう思っているのかを確認して、次にハイアーセルフはどう思っているだろうと2段階で確認するといいと思います。
この確認作業を毎回やっていると、だんだんと自分の本心とハイアーセルフの意志が近づいてきます。
そのままずっと習慣にしていると、あまり考えなくても自分の本心とハイアーセルフの意志が一致するようになってきます。
その状態が、本当の自分に従って生きているということです。
数年かかると思いますから、今日からはじめてみてくださいね。
ハイアーセルフが本当の自分なわけですが、ハイアーセルフは5次元以上の存在なので、3次元では自我を使って3次元を経験しています。
なので、3次元の自我はただの運転手なだけで、自分が中心だと思って暴走してしまうと本当の自分の意志を実現することができません。
グリーンオーラの時期に本当の自分に従うことは、ハイアーセルフへ奉仕することになります。
このようにして奉仕がはじまります。
オーラについては、こちらをごらんください。

この奉仕がだんだんと本当の自分(ハイアーセルフ)に対する奉仕から、世のため人のための奉仕に自然に広がって行くのは、ハイアーセルフが世界全体と繋がった存在だからです。
本当の自分に従うことが、世界への愛と奉仕の入り口です。
愛と奉仕に生きる人になるのは、本当の自分に従うことからはじまります。












