
時々、自宅で赤ちゃんを泣かせっぱなしにしている人がいます。
まだそんな育児方法が存在しているんだなあ。
昔は、子供をわがままにしないために、おとなしい性格に育てようとして、そんなことをしないと親がだらしないと言われたりしたと思います。
自分の気持がわからない子になる
その子は自分が感じたことを受け入れてもらえないので、自分の感覚を閉ざすようになるでしょう。
それで、自分の気持がわからない子になるでしょう。
その子は自力で自分の不快感がわかりません。
だから人の要求に従うようになります。
周囲の人はそれで上手に育てたと言って喜びます。
実際、わがままを言わない、おとなしくて人の言いなりになる性格になるでしょう。
そうすると周囲の人が喜ぶので、本人も人生が順調になります。
ところが自分の気持がわかる必要があるところまで来ると、自分が何を感じているのかがわからなくて前に進めません。
人の要求に従うことしかできません。
しかもハッキリと言われなくてはわからないので、人間関係が下手になります。
この育て方は誰のために良いのでしょうか。
周囲の人の利己性を満たして、周囲の人が快適になるためのもので、本人の人生をふみにじっています。
幼い母親は、子供が自分(母親)を幸せにすることを要求します。
このような母親が、他のことでは子供を理解したり尊重したりできるはずがありません。
それができないから、このようなことをしているわけです。
子供の心にはインナーチャイルドが芽生え、生き方がわからず苦しむようになります。
それは第一に誰のためなのか?
第一に本人のためになることなのか?
第一に本人以外のためなら、良くないことです。
それがいいことなのか良くないことなのかわからくなったら、こう問いかけてみましょう。