
今年亡くなった父は認知症だったので、ケアマネージャーさんにお世話になっていました。
ケアマネージャーというのは、介護が必要な人にひとりついてくれる担当の介護専門家です。
インナーチャイルド重症のケアマネージャーさん
ケアマネージャーさんは定期的に変わって行くのですが、ある時期、インナーチャイルド重症と思われる人だったことがありました。
私は両親とは別居なので、ケアマネージャーさんとやり取りするのは母でした。
母は、その女性を信用できないと言っていました。
インナーチャイルドについては、こちらをお読みください。

ある時、書類を作る必要があるので私に手伝ってもらいたいと言われ、母と3人で待ち合わせをしました。
すると、母がちょうどいない時に「お母さんは書類が書けないので手伝ってもらいたい」「今日はこっちへ来いと言われて来ました」などと言われ、言葉選びが上手じゃないんだなあと思いました。
察するに、普段から言動が不器用なところがあり、母には嫌われていることがご本人もよくわかっているので、私と会って気がゆるんで余計に友達言葉的な言い回しになったのかなと思いました。
けれども、それがいつも言葉の端々に出てしまっているらしく、インナーチャイルド重症の母にはどうしても許せなくて、腹を立てていました。
火に油を注ぐことになりそうで、「こっちへ来いと言われて」という言葉は、母には伝えませんでした。
インナーチャイルドが重症だと人への要求が強くなるので、母は人の失敗に対してすぐに腹を立ててしまいます。
そうやって、インナーチャイルド重症者同士では、もめたりケンカしたりが絶えないわけです。
インナーチャイルド重症の人は、ちょうどいい感覚がわからず失言が多くなることがあります。
それで信用されにくい人がいます。
インナーチャイルドを癒しましょうね。
母は結局、どうにもがまんできなくなって、ケアマネージャーさんの変更をお願いして別の人になりました。
インナーチャイルド重症の人は、自分自身が癒される必要があるため、人の世話をすることに価値を感じます。
それで医療関係や福祉関係の仕事につく人がいます。
人の世話をするお仕事の人は、インナーチャイルドが重くないか、ちゃんと癒されているか、癒しが必要なのは自分自身なのではないかと振り返ってみるといいと思います。
画像は、公園で咲いていたキンモクセイです。