公園で、ススキがゆれていました。
何か人とトラブルが起こった時、その物事を解決できるならそうするに越したことはありません。
でも当事者が自分でない時や自分だけではない時には、自分以外の人のことも尊重しないといけません。
自分以外の人がその物事を解決する気持がない、または周囲の人を尊重する気持がないような時には、もう何ともできなくなってしまいます。
そういう時には、無理に仲良くしなくてもいいと思います。
その物事によって自分が振り回されないようになることがゴールだと思いましょう。
当り前のように受け入れてしまっている「仲良くしないといけない」という常識を、一度立ち止まって本当にその方がいいのかどうか自分で考えてみましょう。
子供の頃からそう言われ続けたから、疑問もなく信じているのではありませんか?
これが、自分で感じたり考えたり判断したりしないで人の言いなりになって生きているということです。
こんなことが、他にもいろいろとあると思います。
無理に仲良くしないといけないと思わないようにしましょう。
それが自分と相手を尊重することでもあります。
仲良くするかどうかよりも、自分や人を尊重することを大切にしましょう。
自分や人を尊重すれば、争いは自然に避けられます。
無理をすることもないので、気持がすっきりしていられます。
例えば家族が不和で、自分も責められたとします。
こちらから自分も相手もみんなも尊重しながら接してみても相手が受け入れなければ、そこから離れて見守っていればいいと思います。
誰でも自分なりに「これが一番いいことだ」と思って、一生懸命に生きています。
みんなの学び方を尊重してあげましょう。
自分や人を尊重しないで無理に仲良くしても、それは問題の解決ではありません。
無理にでも仲良くしたいと思ってしまうようなら、問題そのものを受け入れたくないのだ思います。
心が自立して自分も人も愛し尊重することができていると、形に振り回されることなく距離を置いて見守っていることができます。
でも仲良くできない状態を尊重するのはつらいことですから、信念が必要になります。
その信念が、自分も人も尊重するということです。
自分も人も尊重するのだと決心しましょう。
「仲良くすること」にがんばるのではなくて、「自分も人も尊重する」ことをがんばりましょう。
※ 自立については、親離れと自立カテゴリー をお読みください。