公園で、柿がなっていました。
人間関係が本当に下手な人は、人に求められていることがわかりません。
ちょうどいい感じなどということは、もっとわかりません。
ちょうど良くない家庭で育ったから、ちょうどいい感覚を理解するのが困難です。
これは精神の病気の人のことだろうかと思う人もいるかもしれませんが、確かに何割かの人は病気になられていると思いますが、大体の人は「生きにくさを感じている」状態だと思います。
仕事はまだましな場合が多いのですが、人間関係が難しいのです。
人間関係でつまずいて、仕事を転々としてしまう場合もあります。
母親が人間関係下手だと、子供も人間関係下手になります。
人間関係というのは、母親から毎日の生活を通して肌で感じて教わるものだからです。
人間関係が下手な母親は、子供を愛することも下手なことがよくあります。
人間関係が下手だと、恋愛や結婚も不器用になります。
父親からの愛情が不十分だと、自分が価値ある存在だと思えなくなります。
それでいつも自信がなくて、自分を大切にできなくなります。
自信がないことが加わると、さらに人間関係が下手になります。
人間関係が下手な人でも、人に対してこうしなくてはいけないこうしたいということはわかるのですが、それをどうやったら自然に振る舞えるのかがわかりません。
できない自分にいら立ち、どうして自分はと途方に暮れてしまいます。
自分を責めて、自分はわがままだと言って、もっと自分に厳しく辛く当たろうとします。
自分にきつくすればする程、体や心が不安定になって実際に病気の症状が出て来ます。
自分に厳しくしても、子供時代に与えられるべきだった愛情が不十分だと、ただ自分を否定してむち打つことにしかならないので物事は進みません。
栄養不足の体にむち打っても、みんなと同じように元気に走ることはできません。
必要なのは栄養です。
愛されたという土台があってこそ、安心して人のことを考ることができます。
自分の心は機械ではありません。
自分を否定せずに受け入れて愛するところから始めて、だんだんと人間関係も上手になって行きます。
※ 祈ららでお伝えしている、自分でできる簡易型インナーチャイルドワークは、子供時代に愛されたかった気持を受け入れてかなえてあげる技法です。
※ インナーチャイルドについては、「内面の問題とインナーチャイルド」カテゴリー をお読みください。