神社の構造は心を浄化して別世界へといざない、頭の状態を現実頭から霊感頭へ変化しやすくなっていることをお話ししました。
自宅の神棚やお仏壇には鳥居や参道はありませんが、神棚やお仏壇ははじめから自宅にありますから、静かにして今から祈ろうと思うだけである程度霊感頭へ変化しています。
でももしも神棚でもお仏壇でもどうしても何も感じにくいという場合は、疑似神社をイメージしてみると良いと思います。
今からイメージワークをはじめますよ。
イメージワークはどっぷりと浸かることが大事なので、想像力を働かせて映画や物語の中に入ったようにイメージの世界に入ってくださいね。
イメージに入りにくいと感じる人ほど、ゆっくりと進めてください。
ここからイメージの最後まで、1時間以上かかっても構いません。
ゆっくりと進める程、難易度は簡単に、速く進める程、難易度は高くなります。
ひと通りざっと読まれてからワークされても構いません。
お仏壇で供養の用意をしてろうそくを立ててから、前に座るなり立つなりしてください。
お線香は、イメージに影響するのでイメージワークが終わってからにしてください。
神棚でも構いません。
今、目の前に鳥居があることを思い浮かべてください。
どんな鳥居でも構いません。
自分好みの鳥居を思い浮かべてください。
なるべく現実のどこかの神社ではなく、ご自分だけのオリジナル神社にしてください。
その神社にこだわってしまうのを避ける為です。
鳥居は木でできていますか?
石でできていますか?
古いですか?
新しいですか?
大きいですか?
あまり大きくないですか?
この鳥居をくぐります。
鳥居をくぐる様子をイメージしてください。
好みの鳥居をくぐるのは、いい気分ですね。
鳥居をくぐると、世間から一歩別世界へ入りました。
それから参道を歩きましょう。
参道も自分好みの参道を思い浮かべてください。
狭い参道ですか?
広い参道ですか?
じゃり道ですか?
土のままですか?
自分好みの参道を、イメージの中で気分良くゆっくりと歩いてください。
もうひとつ鳥居をくぐりますか?
また好みの鳥居にしてください。
さっきの鳥居と同じでも違っていても構いません。
そして鳥居をくぐります。
さらにいい気分です。
鳥居はひとつでいいようでしたら、ふたつ目の鳥居はなくても構いません。
清流を渡りたいですか?
好みの清流にしてください。
広いですか?狭いですか?
流れは速いですか?ゆっくりですか?
水の中に何か見えますか?
この流れを渡ります。
橋は小さな橋ですか?
立派な橋ですか?
自分の好みの流れを自分好みの橋で渡るのはとてもいい気分です。
渡りたくなければ、流れはなくても構いません。
そしてさらに好みの参道が続き、目の前に自分好みの素敵なお社が見えてきました。
どんなお社ですか?
大きいですか?
小さいですか?
白くてぴかぴかですか?
古くて歴史がありますか?
建物の特徴はどんなですか?
お社に近づいてください。
このお社の中には自分の守護神や守護仏がいます。
何か悩みがあれば、ここで守護神や守護仏に聴いてもいいですよ。
そしてここまでで終わっても構いません。
その場合、はじめからお仏壇や神棚に向かうのではなくて構いません。
守護仏だった場合は、次回からは鳥居ではなく寺門にするといいと思います。
お仏壇や神棚での祈りが目的の場合は、守護神仏に、イメージの中で「今からお仏壇(または神棚)で祈りますからご守護お導きをお願いします」と言いましょう。
それから、守護神仏のお社の近くにお仏壇、又は神棚があるのを見てください。
その前まで歩いて行きましょう。
そして、このイメージを追うのを終わってください。
今、疑似神社のイメージを追いかけたことで、波動が上がって脳波は下がり霊感頭になっていると思います。
この状態で、お仏壇や神棚の祈りをしてみてくださいね。
そして静かに祈りながら、先祖や神棚の神の気持に心を馳せてどんな気持でいるのかなあと思ってみてください。
リラックスしながらどっぷりと浸かって知らず知らずに集中している状態で、しかも心が何でも受け入れる気持でいると、伝えたいことがある相手は何かしらの気持を感じさせてくれると思います。
何もなくてもこの状態にすっとなれるまでは、好きなだけ何度でも続けてください。
写真は、公園で色づいてきた木々。