公園で咲いていた、キダチチョウセンアサガオです。
前回の記事で、シュメールの粘土板に記録された内容が、聖書とそっくりだと書きましたが、その内容は例えばこんな感じです。
ウィキペディアによると、神の天地創造はこうでした。
「1日目 暗闇がある中、神は光を作り、昼と夜が出来た。
2日目 神は空(天)をつくった。
3日目 神は大地を作り、海が生まれ、地に植物をはえさせた。
4日目 神は太陽と月と星をつくった。
5日目 神は魚と鳥をつくった。
6日目 神は獣と家畜をつくり、神に似せた人をつくった。
7日目 神は休んだ。」
一方、ゼカリア・シッチン『地球の主エンキの失われた聖書』によると、シュメールの神エンキは地球へやってきた宇宙人です。
自分たちの星から7番目の地球に来て、6日で野営地が完成したので、これから先7番目の日はいつでも休息する日にしようとエンキが言っています。
これが日曜日のはじまりです。
聖書の有名なくだりが、エンキの言葉だったことが書かれています。
しかもこれが月の周期の1/4だということも書かれていて、太陰暦の説明になっていました。
聖書のアダムとイブは、神に禁じられた樹の実を食べて楽園から追放されました。
シュメールの記録では、エンキの弟のエンリルは、エンキが遺伝子操作でアダムゥとティ・アマトを作るまでは満足していましたが、アダムゥとティ・アマトに生殖能力が与えられると怒ってエデンから追放しました。
人類を神(宇宙人)に似せて創ったのは科学者のエンキで、楽園から追放したのは弟のエンリルです。
洪水についての聖書の記述はこうです。
人類は「堕落し、お互いに争うようになった。
ヤハウェ・エロヒムは人間を作ったことを後悔し始め、全てを払拭するために大洪水を起こすことを決めた。
ヤハウェは地上にただ一人、救う価値のある男性ノアを見出した。
そこでヤハウェはノアに特別な大きさと設計の方舟を作るように告げた。」(ウィキペディア)
シュメールの記録では洪水は自然災害で、エンリルは人類を嫌って、洪水が来ることを教えないことにしました。
しかしエンキがノアに箱舟を作ることを教えたので、ノアの家族が助かります。
洪水の後、腹ぺこの神々に、ノアが獣肉を焼いて献げたのでした。
「ノアは、エホバのために祭壇を築き、すべてのきよい家畜と、すべてのきよい鳥のうちから幾つかを選び取って、祭壇の上で全焼のいけにえをささげた。
エホバは、そのなだめのかおりをかがれ、エホバは心の中でこう仰せられた。
『わたしは、決して再び人のゆえに、この地をのろうことはすまい。
・・・生きて動いているものはみな、あなたがたの食物である。
緑の草と同じように、すべてのものをあなたがたに与えた」(8-20、9-3)(太田龍『古代シュメールは日本に封印された』)
シュメールの記録では、改心したのはエンリルだということは、前回の記事で書きました。
エンキやエンリルが人間を創った神だと言ったとしても、唯一神ではありません。
シュメールの記録の翻訳は生々しくて、エンキもエンリルも今現在の普通の人と同じ感じです。
神のモデルだった人類の創造主エンキは、聖書によってサタンにされてしまいました。
聖書が編集改竄する前の記録として、シュメールの記録は誰もが読んでおくといいのではないかと思います。