ピンク色オーラの価値観は、みんなと同じがいい、愛されることがいい、世の中や他者からの評価が重要というようなものだと書いてきました。
その時、心の内で起こっていることは、自分が弱く価値がなくて世の中や他者が強く価値があるという気持です。
この気持でいる限り、オーラはピンク色であり続けます。
オーラについては、こちらをお読みください。
ピンク色オーラの価値観との葛藤
たとえ情熱的な恋愛をしていても、情熱を傾けて何かを追求していても、結婚して育児をしていても、新分野を開拓していても、教育に携わっていても、会社で活躍していても、オーラは赤やオレンジや黄色にならなかったり、なってもなかなかその色が完成せず次の色に進みにくくなります。
グリーン色オーラが完成するまでは、ピンク色オーラの価値観との葛藤が続きます。
自分に価値がなくて他者に価値があると思うようになったのは、子供だったからです。
物心がついてくると、親を中心とした大人やテレビなどの世の中は、圧倒的な強さで自分に迫ってきてとても太刀打ちできるように思えませんでした。
自分の考えは浅はかで、従うしかありませんでした。
この経験が強烈なすり込みになって、疑いのないものになったのがピンク色オーラの価値観です。
いい子は、この価値観によく従いました。
でも納得しにくい子は、よく泣いたり嫌がったりして抵抗しました。
そうしながらも、少しずつ世の中と自分の間に折り合いをつけながら大人になりました。
納得しにくかったのは、世の中や他者が強くて自分は弱く従わないといけないという価値観が間違っているからだと思います。
けれども魂や霊的や精神的には間違っているとしても、まだ子供なので、現実に生きる能力や知識が身について一人前になるまでは仕方がありませんでした。
世の中や他者が強くて自分は弱く従わないといけないという価値観が間違っていると思えるようになるためには、意識の覚醒が必要です。
その意識の覚醒へと導いてくれる最初のきっかけが、恋愛などの情熱を注ぐものとの出会いで、その覚醒は自力でというよりは外から又は内側から勝手やってくる大きなエネルギーが導いてくれる感じです。
そして他者の意見よりも自分の情熱に従うようになると、オーラが赤色に変化します。
このような覚醒が何度も起こり、赤の次はオレンジ、黄色、グリーンへと覚醒のたびにオーラの色が変化して行きます。
ある時、ピンク色オーラの価値観が強い人があまりにも人からの評価を信じて私がどういう人間かを判断しようとするので、私は自分を悪く言った人の言葉を言うようにしておもしろがっていました。
その人は不思議そうにしていましたが、結果的にはそのまま友人でいました。
あまりに幼い人なら一緒にいるのが大変なので、離れて行ってくれるのは有り難いことです。
グリーン色オーラ辺りからは、人から嫌われるための工夫もするようになると思います。
画像は、公園で咲いていたアジサイです。