デーヴィッド・アイク『ムーンマトリックス』10巻全部を読みました。
2017年9月からなので、1年9ヶ月がかりでした。
『ムーンマトリックス覚醒篇5』は、ムーンマトリックスというタイトルについての内容になっていました。
地球の物理的現実は、月から操作して作り上げている仮想現実だというのです。
月は、そのために存在している人工物だということです。
月は、高度に発達した技術を持った未知の存在が巨大な機械を使ってくりぬいた惑星
月には、あまりにも奇異な点が多く、ハーバード・スミソニアン天文物理学センターのアーウィン・シャピロは、「月について最も妥当な説明をするなら、月は観測エラーだ。月は存在しない」と言っているほどである。
ナイトとバトラー(クレストファー・ナイトとアラン・バトラー『月は誰が創ったか?』邦訳・学習研究社)は書いている。
「月は、本来の大きさよりも大きすぎる。本来の古さよりも古すぎる。本来の重量よりも軽すぎる。ありえない軌道を取っている。」
「地球のように小さな惑星に、弱い重力場の惑星に、衛星があることは考えにくい。(略)一般的に、惑星が衛星を持つ場合、衛星は惑星よりもずっと小さいのが通常である。(略)せいぜい直径30マイルぐらいの、小さな物体にしかならないだろう。だが、事実はそうではない。地球には衛星があり、しかも直径2160マイルもある巨大な衛星である。どうして小さな地球にそんなものが?驚きだ。」
「月は太陽の400分の1の大きさであり、日食のときに太陽より400倍地球に近くなる。つまり、地球から見て、太陽と月は同じ大きさになり、だからこそ完全日食になるのである。
(略)太陽が最も低く弱くなる真冬に、月は最も高く明るくなる。真冬にはその逆になる。分点(春分・秋分)には、水平線の同じ位置に沈み、至点(冬至・夏至)には反対の位置に沈む。日食のときに完全に太陽を隠し、地球から太陽と同じ大きさに見えるような軌道を、月が自然に取る確率というのはどの程度あるのだろうか?分点と至点でこれほど完璧な配置になる確率はどの程度だろうか?」
ナイトとバトラーは、月・地球・太陽の数字遊びには「驚くしかない」とし、「まさにスイスの時計職人の精緻さ」で月は地球と太陽の間に配置されたと結論付けている。
そして月は空洞の可能性があり、本当にそうなら月は人工物ということになるそうです。
月が空洞であることを示す兆候は無数にあり、中核部分が外殻部分よりも遥かに密度が低いことは認識されている。中核部分が全く存在しないのではないかという学者もいる。
マサチューセッツ工学大学のシャン・C・ソロモン博士は、月周回宇宙船の実験により、(略)「月が空洞かもしれないという驚きの可能性」が示されたと述べた。宇宙学者のカール・セーガンは、「自然の衛星が空洞になることはありえない」と主張した。
1969年11月に月に向かったアポロ12号ミッションでは、地震計が設置され、意図的に月着陸船を衝突させ、TNT1トン分の衝撃を発生させた。その衝撃波は8分間増幅され、NASAの科学者は、月が「鐘のように鳴った」と表現している。
月の表面の金属成分も、自然界ではあり得ないものだそうです。
ソ連科学アカデミーのミハイル・ワシンとアレクサンデル・シチェルバーコフが、1970年にソ連の『スプートニク』誌に「月はエイリアン知性体の創造物か?」という記事を書いている。(略)この二人の学者は、月は、高度に発達した技術を持った未知の存在が巨大な機械を使ってくりぬいた惑星だと示唆している。
自分が今まで、月について何も知らなかったことに驚きました。
なぜ私は今まで、月のこのような不思議を知らなかったのでしょうか。
みなさんは知っていましたか?
不都合な真実を知られたくないので、どこにも書かれたり言われたりしなかったんじゃないのかなと思いました。
いかにして地球上の生命と人類が影の勢力によって操られてきたか
月は爬虫類人の操作センターであり、爬虫類人の宇宙船が絶えず月と地球の地下基地・施設を往来している。
彼らの遺伝子実験の大半は月内部で実施されており、「誘拐」された人が「宇宙船」に連行されたと思っているのも、多くの場合、実は月である。
アイクさんは、月から地球に向けて現実を物質として感じるように放送がされていて、それが人類の3次元の現実認識を作っていると言います。
これは6巻の記述です。
爬虫類人・イルミナティの陰謀の真髄は、我々を無知なままにすること、我々が何者なのか、我々がどこにいるのか、我々はどんな性質の現実を体験しているのかを、我々が知らないままにしておくことである。この物質的に見える世界だけに我々の関心を向けさせ、我々は肉体であり、名前であり、職業であり、所得階層であると信じるように計画している。
同じことについて7巻の記述です。
人間の肉体コンピュータは、月の信号を受信・解読できるよう爬虫類人が遺伝子操作してあり、それに対して月は情報を送信している。我々は、夢の世界のまた夢の世界に住んでいる。仮想現実宇宙の中のマトリックスに住んでいるということだ。そして、それは月から放送されている。これこそが、爬虫類人たちが、仮想現実ゲームに不正侵入してきた手口だ。
悟ると、3次元の現実が幻想だとわかるようになります。
3次元の現実が幻想だとわかるのが、悟りです。
なぜこのような幻想が強固に存在しているのか、なぜ多くの人がそこにとらわれてなかなか悟りへ至ることができないのか、それは月のマトリックスで人間の認識をだまし低い意識に閉じ込めているからだと、この本で詳細に説明されています。
画像は、公園で咲いていたハゼの木です。
記事について、メールをいただきました。
「先日のお月様人工物説ブログ、面白く拝見しました。
なんかちょっとそれについて、微妙に引っかかっていて…
というのも、大昔、学生の時に、月は空洞で人が住んでいると聞いたことがあるのです。
でも、誰に聞いたかは思い出せません。
理科の先生かなぁ。冗談で言ってたような。
あと、深夜にカーテンの向こうからなんとなく強烈な視線を感じて、カーテンを開けてみたら満月だった、とかよくあったので。
(母もよく言ってました。)
向こう(月)から、望遠鏡でこっちを見てるのかなぁとか思っていました。」
UFOを作った『天使的宇宙人とのコンタクト』の著者・ハワード・メンジャーさんは、4キロ上空から地上の看板が読めたそうなので、月から地球の生活を見る技術もあるかもしれませんね。