公園で咲いていた、関東タンポポです。
マオリッツオ・カヴァーロ「クラリオン星人にさらわれた私」を読みました。
マオリッツオ・カヴァーロさんの本を、全部紹介してしまうことにします。
これがカヴァーロさんの最初の著作で、クラリオン星人にさらわれたいきさつが書かれています。
読んでいると、とても苦しかったことがよくわかって痛ましいのですが、それは抵抗が強かったからだと思います。
カヴァーロさんよりも抵抗する人なら、もっと苦しくて精神異常になるかもしれないし、抵抗しなければ何ともないかもしれません。
抵抗しないでいられるかどうかは、心の成熟と浄化にかかっていると思います。
※ そのことについては、こちらの記事で書きました。
「宇宙の神々、エロヒム―おまえたちの先祖は創造主をそう呼んでいる―は、遺伝子操作を行い、海洋の霊長目(雌雄同体の水棲爬虫類の一種)の尾骨と下垂体に手術を施し、右脳半球と左脳半球の相互作用に不可欠な身体条件を整えた。
中略。
そして次の段階では、さらなる身体的修正が行われ、種の安定した成長が見込めるようになったあかつきには、雌雄異体へと変化させた。
中略。
アダムの肋骨から作られたイブの話は、遺伝子操作プロセスについての寓話である。
異星人四種の遺伝子クローンが生成され、誕生しつつある種の遺伝子に組み込まれたのだ」
類人猿ではなくて、爬虫類を使って人間の先祖を作ったと書いてあります。
シュメールの粘土板を解読したゼカリア・シッチンの解釈とは違っていますが、何となく大体の筋書きは同じような感じです。
でも年代がはるかに古くて、こちらの方が具体的です。
まあ、そりゃあそうなんでしょう。
創造作業をしたご本人達が話しているということのようですから。
「正統派考古学や学者の見解によれば、文字はシュメール人がおよそ五千年前に発明したことになっている。
そればかりではなく、二世紀ほど前から、シュメール人は人類最古の文明の証人だということも言われている。
だが、もしこれが事実でないとすればどうだろうか?
もしシュメール人が、他の多くの文化がそうしたように、より旧い文明の断片を〈かき集めた〉だけであったとすればどうだろう?」
発想の転換ですね。
そう考えた方が、自然なのかなと思いました。
世界中に古すぎるオーパーツというのが散らばっていて、不思議がられていますが、不思議でも何でもないことになります。
シュメールが最初ではなくて、シュメールもシュメール後の人たちと同じことをしただけだとしたら、シュメールの粘土板に書いていることも切り貼りだということになります。
解釈だけではなくて、本文にも間違いがあることになります。
シュメールにはエヌマ・エリシュという太陽系創世の話がありますが、本当はこうだったということが、この本には書かれていました。
確か他の全部の本にも書かれていたと思いますが、一番詳しかったのは、明日紹介する本です。
「時が終焉を迎えるとき、上位意識に達することができない者のほとんどが、この闇に包まれた木星の胎内に生まれ変わる運命なのです。
いかなるものも失われず、いかなるものも永遠に破壊されることはないのですが、新たな痛ましい起源を迎えることが、彼らの宿命なのです。
世界の番人達、生命の最高神たちがこのような決断を下したのです。」
上位意識に達することができない者のほとんどが木星に生まれ変わると書いてあります。
上位意識に達することができない者というのは、大多数のいわゆる普通の人です。
今現在の地球の普通は、霊的に見ると地獄波動なのですから。
※ 波動とオーラの色については、「霊界の構造とオーラ」カテゴリーをお読みください。
木星は月以外では全天で一番明るい星です。
あの木星を見ると、地球に残った人類は地球から生まれ変わった木星人のことを考えるのだろうなあと思いました。
金星人や火星人が地球を見る時も、そういう気持なんだろうなあと思いました。
カヴァーロさんが七つの巨大なサファイヤの玉座で、人間の姿をした七人の巨人が座って眠っていたのを見せられた後。
「おまえは世界の運命が生まれる領域を見た。
中略。
我々は彼らの夢の中に存在するのだ。
惑星や星、過去現在未来の森羅万象は、彼らの夢の産物であり、夢の中に内包されているのだ。
中略。
彼らが夢見ている限り、宇宙や銀河、星、惑星は存在し続けるのだ。
しかし、いつの日か彼らが目覚めれば、覚醒とともにすべてが忘却の海へ墜落する。
中略。
時代は粉砕され生命は分解する。
そうなれば、銀河は溶解し、運命のままに宇宙はその存在を終える。」
世界は神の夢だというイメージは、時々読むことがあったと思います。
それが本当だったのかと思いました。
でもこれは本当の事実なのか、こういうイメージを見せられたということなのかとも思いますが、カヴァーロさんの本の中に出てくることは全部事実ということのようなので、本当だということみたいです。
でも誰かが思っていなければこの宇宙は存在しないはずですから、理屈としてはそれでいいことになります。
私は、物質も存在も想念でできていると思っています。
クラリオン星人のスエルと、街で待ち合わせをして会った時の様子です。
「彼が公的行政機関に勤めていると知った」
「栗色をしたビロードのスポーティなスーツを身につけ、長い髪を三つ編みに編んでうなじのところでまとめている。
目は、黒いサングラスで隠している。」
これは、その公的行政機関からの帰りの様子です。
こんなに目立つ格好をしていることに、驚きました。
変わった人が普通にするとかえって変なのかもしれません。
容姿も全然イタリア人っぽくありません。
クラリオン星人の本には、ケツァルコアトルが出てきたりアマゾンの地下基地があったりするので、中南米に関わりが深いのかもしれません。
クラリオン星人はカヴァーロさんに対して、メッセンジャーとしてでなくただ個人的に知り合っているだけです。
この形は、より相手を尊重していると思います。
私も、須佐之男さんからそうされています。
私がお伝えしている祈ららの祈りで神と話せるようになった人たちも、神と個人的なおつきあいをされています。
この本は、まず用語の意味からわかりにくくて大変だと思いました。
「クラリオンからの伝言」を読んで、もっと知りたかったら読むといいかなと思いました。