公園で咲いていた、梅です。
このブログではずっと、自分の本当の気持に従うことをおすすめしていますが、自分の本当の気持に従うと利己的になるのではないかと心配かもしれません。
でもきっとそういう人は、自分の本当の気持に従ったことがないのかもしれないと思います。
自分の本当の気持がわからない人も多いのではないかと思います。
自分の本当の気持に従うことが利己的になってしまう人は、それ以前に支配や強制をされてきたのではないかと思います。
ストレスがたまっているので、本当の自分の気持がまず「ストレス解消が必要だ」となってしまっているのではないかと思います。
そうならないためにも、誰もが穏やかに自分の気持に従って、それで人ともうまく行く感覚をつかんでいる必要があります。
自分の本当の気持に従って自分にも人にも快適に振る舞える感覚をつかんでいたら、人が人を支配したり強制したりしないので、ストレスがたまることもないし利己的になる必要もありません。
自分の本当の気持に従うのは、ハイアーセルフに近づくことです。
ハイアーセルフだと言い切ってしまうと少し違う感じがするので、言い切らないでいますが、ハイアーセルフの意志を表現しようとするのが自分の本当の気持と言えるかもしれません。
ですから、自分の本当の気持に従っていると、ハイアーセルフに間接的に従っていることになります。
※ ハイアーセルフについては、こちらで書きました。
ハイアーセルフは家族、親族、民族、種族などの集合無意識とつながっていますから、ハイアーセルフに従っていると自分にも周囲の人にも良い選択になっています。
自分は世界だから、自分の本当の気持に従うと自分にも世界にとっても良い判断になっていると言い替えることもできます。
クラリオン星人のスエルの言葉のようになります。
マウリッツオ・カヴァーロ「クラリオン星人から日本人へ緊急ハートサポート」の中で、こう言っていたのでした。
「僕たちの文明では、指導者や統治組織、統率責任者などといったものは必要ないんだ。
僕たちの行動、一人一人の考え、各人の決意は、全て統制のとれた社会構成要素となっていて、常に共同体の意志を反映しているものなんだ。
あらゆる決断、行為が、完全にシンクロしているんだ。
中略。
よって、共同体が遵守する方針と、各人が下す評価や意志決定に相違が生じることはない」
ここまで高度ではなくても、この3次元でもやはり似たようになります。
誰かが自分の本当の気持に従って行動すると、周囲の人にとっては不都合で平和が乱されて困るかもしれません。
でもそれは、本当は周囲の人にとってもそう変化した方が自然でいいということが多いと思います。
それで痛みがあっても、「こうなってこの方が良かったね」と誰もが言えるようなことだと思います。
もしそう言えないとしたら、その人は何かに強く執着しているのではないかと思います。
そして自分の執着に人を従わせようとすることこそが、利己的だと思います。
利己的になるのは、自分の本当の気持に従っていないからです。
利己的になったら、さらに自分の心の奥に本当の気持があるはずなので、探ると出てくると思います。
その本当の気持は、本当は認められたい、本当は仲良くしたい、本当は愛されたい、本当は愛しているなどではないかと思います。
だから自信を持って、自分の本当の気持に従いましょう。
その方が、自分のためにも周りの人のためにも一番いいんです。
本当の気持に従って行動することで、自然の流れを味方につけることができて追い風が吹きます。
自分の本当の気持は自分のハイアーセルフにつながっていて、周囲の人とはハイアーセルフ同志がつながって集合無意識を共有しているからです。
※ 自分の本当の気持の探り方はこちらに書きました。
けれども、世の中や周囲の人が頑固な時には、折り合いをつけたりうまくやったりする必要があると思います。
その為に思考を使いましょう。
よくよく作戦を考えて、衝突や障害の少ない方法を採るといいと思います。
本当の気持が世の中や周囲の人の価値観と合わない時、自分を抑えることに一生懸命になって、生命力をすり減らしている人が多いように思います。
でも本当の気持を抑えるのは、自分にとっても世の中や周囲の人にとっても良いことではありません。
本当の気持に従ってそれを実現するためにはどうしたらいいか、そのために都合の方をやりくりすることに一生懸命になりましょう。
がまんするために一生懸命になる?
がまんしないで前進するために一生懸命になる?
それはこちらの記事でおすすめしたのでした。