公園で、河津桜が満開になっていました。
第四段階のアニマや女性のモデルははじめ、イシュタル(アスタルテ)や弁財天のような永遠の少年を従えた母なる女神ですが、ここへ至ると両性具有への変容が起って、最終的にはアテナ(ミネルヴァ)、ソフィア、仏像のアルカイックスマイルやモナ・リザの微笑みなどに変化します。
漫画の「風の谷のナウシカ」もそうではないかと言ってくださった人がいて、漫画を読んでみました。
アニメの後、漫画ではナウシカは巨神兵の母親代わりになったり、今まで自分を苦しめていた存在を「供養」して成仏させたりしています。
母親ではなくて母親代わりであったりして、典型的でぴったりと言うには少し足りないところがあるかもしれませんが、ナウシカはこの段階の女性と言えるように思いました。
この段階の女性がどんな恋愛をするのか、私が小説やドラマや映画好きならどこかから見つけてこられたかもしれませんが、物語好きではないので恋愛のモデルはよそには見つけられないのですが、私の経験でよければ「霊能者のスピリチュアルライフ」の中で霊のヨシトモ(源義朝)と展開しているのがこの段階の恋愛の形です。
出会いのころは第二段階の大恋愛の形になっていて、ヨシトモは私にただ引っ張り上げてもらっているだけです。
その後しばらくは色々と大変なことがありましたが、最後の方は母と子供のような関係になりました。
ここまでは母なる女神が永遠の少年を従えている形でした。
それからどうなって行くのが良いのかはわからなくなっていましたが、永遠の少年状態のヨシトモを切り離すのではなくてより強く愛しながら大人へと導くのが課題だったのだと、実際にそうなってからわかりました。
そこまでで、変容まで完了したことになりました。
第二段階の大恋愛の後に、永遠の少年や第一段階へ後退してしまう男性が多いと思いますが、女性が自力でここまで成長すればその状態でもさらに導いてあげることもできるということだと思います。
悟りは、第四段階の中で起りました。
少年を従えた母なる女神の状態で悟りが起って、その後に両性具有へと変容しました。
悟りを目指さなくても、順調に進歩成長しているときっかけがあれば悟りますし、それが自然な悟り方だと思います。
人格の成長なしに悟ると、この世で生きるという成長の為の便利なシステムが利用できなくなって、他の方法で成長しなくてはいけなくなるだけのことではないかと思います。
両性具有への変化と同時に共にいた永遠の少年はいなくなって、アテナ(ゼウスの娘)やソフィア(ヤハウェの娘)などのように母なしで父なる神から生まれた父の娘で伴侶としての状態へ移行します。
それが現在の須佐之男命との関係なのだろうと思います。
(そうだったんだ・・・、今これを書きながら気づきました!)
この両性具有への変容を終えると、個性化と自己実現が完了したことになります。