公園で咲いていた、ティートリーです。
前回の記事でいじめについて少し触れましたが、いじめの原因はいじめです。
親や学校や世の中にいじめられた人が、人をいじめます。
そういういじめに遭った人が、また人をいじめることもあると思います。
親からの虐待はもちろんいじめですが、学校や社会の制度が個人にとっていじめになっているということです。
世の中全体の常識が、いつも自分が人に求められていることを考えてそれに一生懸命に応えて合わせるように求めているので、自分をおろそかにすることが喜ばれていて社会から個人へのいじめになっています。
学校では嫌々ながら勉強させられ、人間性とは関係なく点数がつけられ、従わないと快適に生きて行けないようになっていていじめになっています。
学校や世の中から自分を尊重しないことを教え込まれたので、人を尊重することもできない親が、子供を尊重することができずにいじめになっています。
犯罪の原因は犯罪です。
親や学校や世の中が個人を尊重しないで個人をふみにじっているのは、犯罪と言っていいと思います。
個人を尊重しないことがいじめで犯罪でもあることに、気づいていないばかりか美徳だとまで思われているのが今の世の中です。
それで世の中は、自分がしたことを個人から返されています。
そんないじめや犯罪という形で外に出してしまったり、自分を省みないストレスで病気になっているのは、一部の異常な人だとでも思っています。
自分を尊重するのは、自分勝手になったり利己的になったりすることではありません。
静かに心の奥の本当の気持を探って、自分の本当の気持に対して真摯に向き合い、受け入れ、従い、誠実に実行するのが自分を尊重することです。
自分を尊重することが当り前になれば、ストレスが減って満足感で満たされ、人のことも尊重して愛することができるようになります。
学校や社会の制度の、どこがおかしくてどうすればいいかがもっとよくわかるようになります。
みんなが自分を尊重するようになれば、いじめも犯罪も、自分を尊重しないことが原因の病気も減るのが当然です。
※ 自分を尊重にする方法については、「心を澄ませてかすかに感じる、自分の本当の気持」をお読みください。