前回は重いカルマから親離れ子離れに話が進んでしまいましたが、私はカルマ浄化の祈りを教えていながらそのことを全然思い出さなかったことに、アップロードしてから気づいてびっくりしました・・・!
親離れ子離れは現実に必要なことですが、霊的な話も書かないといけませんね。
重いカルマも軽いカルマも祈りで浄化することができますが、浄化が途中でできなくなる人が多くて、はじめのころ(16年~7年位前)はどうなっているのかよくわかりませんでした。
皆さんの様子を見ているうちに、どうも浄化に抵抗しているみたいだと思うようになりました。
カルマ浄化は軽いところからだんだんと重く深く進めて行きますが、軽いカルマ浄化はすっきり快適だったり、少しの苦痛があっても終わればやはりすっきりして自分の進歩が感じられたりするので、皆さん結構楽しんで下さいます。
けれどカルマの浄化が進むと、苦痛がだんだんと強くなって続けられなくなってきます。
内面の問題が解決できていないので、浄化しても浄化しても浄化が終わらないのです。
内面の問題を解決する気持がないので、浄化しようという気持が続かなくなる人もいます。
それでも浄化の苦痛の後はスッキリするからと我慢を重ねていると、そのうち身体や精神が病気になる人もいます。
原因はどれも、内面の問題が未解決のまま浄化を進めようとするからです。
何を浄化しているかというとカルマなのですが、内面の問題も、浄化すべき心の汚れでカルマです。
浄化しようと一生懸命になりながら、浄化すべき汚れを守って一生懸命に抵抗しているのです。
この葛藤で心身のバランスが崩れて、病気になります。
これは、悟ろうとする人が悟りの手前で精神病になる場合と同じ理由です。
私の先輩達も次々と精神の病気になったそうなのですが、内面の問題を放ったまま浄化だけを進めたからだろうと今では思います。
カルマが重い人程、徹底したカルマ浄化が必要なのに、カルマの重い人程内面の未解決の問題が多いので浄化の限界が早く来ます。
あまりにカルマの重い人は内面の未解決の問題も山積みなので、カルマ浄化の祈りなどというような抜け道は通らせてもらえません。
浄化の祈りを始めると、生活のあちこちがめちゃくちゃになって続けていられなくなります。
病気も人間関係も金銭も何もかもが悪化して、トラブルだらけになります。
カルマ浄化をどんどん進めて今生の分を数年~10年位で浄化しきって、後はカルマに足を引っ張られずに自由に人生を歩むことができるのは、内面に未解決の問題がほとんどない人です。
内面に未解決の問題があればそれ自体汚れですから、浄化をすると言うのならまずその問題を解決しなくてはうそつきになり、それがまた新しいカルマを作っていることになってイタチごっこです。
人それぞれ内面の問題が解決できているところまで、カルマ浄化は安全に進めて行くことができます。
無理をしなければ自分にできるところまでの浄化はできますから、すっきり快適な感じでいられると思います。
それでも神を身近に感じたり自分の無限の可能性を感じたりするカルマ浄化の祈りに魅せられた人には、インナーチャイルドへの取り組みを並行して進めて内面の問題を減らしながら祈っていただいています。
カルマを浄化するにしても内面の問題解決が先に必要ですから、親離れ子離れは誰でも進めなくてはいけない人生上の課題です。
写真は、公園の黄色い紅葉です。